美容外科が提訴される事例と訴訟問題について

思い出す

豊胸手術で起きた事故

豊胸手術では自分自身の脂肪を利用するという方法が採用され始めています。
その場合は下半身の脂肪吸引を同時に行う為、手術料金なども高額になりやすいのですが、短期間でまとめて手術を終えられるといったメリットがあります。

しかし、この手術を行ったある美容外科では、術後に貧血と皮下気腫など様々な症状が患者に現れるといった事故が起きました。
患者は術後数日で総合病院に入院し、ICUに入るといった大掛かりな治療を受けることとなりました。

入院費と手術代

入院後、患者は入院費や損害賠償、手術代の支払いなどをしてもらうために美容外科に対し訴訟を起こしました。
美容外科側は術後に発症した症状に間違いはないか、ということを追求しています。

このように術後、美容外科に対し訴訟を起こすというケースは全国で見受けられます。
この場合、必ずしも手術に問題があると決めつけるのは早計であるとされており、お互いにじっくりと話し合うことが重要です。

改善への道

訴訟を起こされた美容外科でも、その後方針を改めることで成長したという事例は多く存在します。
そのことからも、必ずしも訴訟が倒産へ導くというわけではない事が伺えます。

例えば、大手クリニックの品川美容外科クリニックでは、ホームページ上の施術の説明には副作用が併記されています。そして必ず施術前に副作用をしっかり説明し、患者が納得のうえ手術が行われるなど、訴訟のトラブルに発展しないよう気を配っています。さらには、施術後のアフターケアも受けられるため安心して通っている患者が多いようです。