医療ミスの認定

美容外科で医療ミスが発生した場合、患者側の精神的ショックが大きい事から告訴されるというケースも多いです。
ある美容外科では電気脱毛を行った結果、皮膚に焦げたような跡と傷、そして火傷を患者に負わせてしまったという事例がありました。

こうした医療ミスと見受けられる手術を行ったクリニックを告訴するには、カルテや施術内容を証明する「証拠」が必要となります。
この患者も、弁護士を雇い告訴へ向けて動き出したのです。

患者側の動き

弁護士を雇った患者は、告訴への準備を進めるために調査を依頼し、証拠保全へ向けて動き出しました。
ちなみに告訴の場合は刑事事件という扱いになる為、もしクリニック側に非が認められた場合は懲戒免職等の処罰が与えられます。

訴えの質とは

この場合は、女性の顔という非常にデリケートな部分に傷を負わせたという事からクリニックの責任も重くなりました。
しかし、傷を負った箇所によっては訴えの重みが変化することもあります。例えば脇の下など見えにくい場所の場合は、損害賠償などもあまり高額にはなりません。