過去の判例と品川美容外科から学ぶ、美容外科とのトラブルを防ぐ方法
医療業界では、
定期的に医療過誤などのトラブルの話が聞かれますが、
それはプチ整形などによって最近利用者が増加している美容外科についても同じです。
今回はそんな美容外科とのトラブル防止のために
大手クリニックの品川美容外科の取り組みに着目してお話していきます。
一昔前はきれいになりたい、
スタイルが良くなりたい、痩せたいという美的欲求に対して
安易に美容外科を利用して問題を解消することを、
恥ずかしい、みっともないといった認識が強くありましたが、
最近はハリウッド女優や
有名歌手が整形したことを公表するなど、
世界的に美容外科について認識が変わってきているようです。
隣国の韓国は美容外科大国といわれ、
芸能の仕事をする場合は整形は
当たり前といわれていますし、
就職試験にあたって整形を考える人が多いといいます。
日本は韓国ほどではありませんが、
美容外科を使用してきれいになる、
スタイルやよくなる、やせるということにたいして
罪悪感のようなものが薄れているようで、
それが美容外科クリニックの利用者の増加となっています。
しかしながら利用者の増加に併せて、
施術後に思うような効果が得られなかった、
後遺症が残ったといった医療過誤のトラブルも増えてきており、
訴訟に発展することも多くなってきています。
そうした美容外科のトラブルと判例として多くあるのが、
脂肪吸引というサービスです。
脂肪吸引とは、
特殊な吸引管によって皮下脂肪を取り除く手術のことです。
部分的に脂肪を取り除き、部分痩せ、
痩身を実現することから
美容外科クリニックでは人気の施術となっています。
最近の脂肪吸引技術は一昔前に比べると格段の進歩を遂げており、
以前は脂肪に超音波をあてて
脂肪を破壊し吸収するとき火傷や炎症などのトラブルが
多くありましたが、
最近は水の力で脂肪を分解して吸収する
ボディジェット脂肪吸引や
振動によって脂肪を乳化させて吸収する
第三世代超音波ともいわれる
ベイザー脂肪吸引といった技術があり、
皮下脂肪の90%を
取り除くことができるようになっています。
脂肪吸収は肥満の根本的な解決にはならないものの、
部分的に痩せたいと思う人にとっては
有効な方法となっています。
あくまでも判例一部にすぎませんが
この脂肪吸引により、
死亡事故や重篤な障害が発生したといった
トラブルの判例はいくつもあります。
医療事故と同じように美容外科でも施術を行うのは人間であるだけに、
医療過誤をゼロにするということは難しいようです。
美容外科の場合、病院で手術を受けるよりも
気軽で簡単といったイメージがあるようですが、
希望する施術によっては体にメスをいれる手術もあり、
そのリスクは病院で手術を受けるときと同じなのです。
様々なトラブルや判例が見られる中で
実績の多くある品川美容外科クリニックでは、
施術前のカウンセリングをしっかりと行いながら、
術後の経過の流れなどの説明も行い、
施術後のアフターケアにも注力しています。
たくさんの施術が行われる品川美容外科のような大手クリニックは
施術が多い分、トラブルも起きやすいはずですが、
トラブル防止に細かく取り組むことで、
多くのお客様から信頼を得て、トラブル防止も実現しています。
美容外科を利用する際には、
このようなトラブル防止にしっかり取り組んでいる美容外科を見つけて
病院を利用するのと同じくらい
信頼のおけるところを利用することが大事です。